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シカクワガタ

ネブトクワガタ

パプアキンイロクワガタ

ツヤクワガタ

ホソアカクワガタ

フタマタクワガタ

その他のクワガタ

添加発酵マット

はじめはお店で聞くのが一番

マットは各専門店がオリジナルで少量のみ作っているものやメーカーが飼育種類合わせて作っている様々な発酵をさせたもの、他の栄養を添加させたものなど数えればきりがないほどに、たくさんの種類がある。
飼育する昆虫をお店の人に伝えて、昆虫に合った商品を教えてもらうのが一つの方法だ。

昆虫マット

二次発酵させていない、シイタケのホダ木を粉砕しただけのもの。
こういった比較的安価なマットにも、最近では、クヌギだけを使ったもの、樹皮を取り除いたもの、微細タイプなどそれなりに吟味された製品がある。
このままでも、コクワガタなど食性の広い種類ならば、大型の作出は期待できないものの、幼虫に飼育に使用できないこともない。

昆虫マット

添加発酵マット

添加物を加え、二次発酵を済ませたマット、水を加えるだけで、すぐに使える。二次発酵させていない昆虫マットより、色が濃くなっているのが特徴だ。
また、水分量が多いと色が濃く見え、発酵が進んでいるように見えてしまうので、重さにも気をつけて比べたい。

添加発酵マット

多くの製品があり、品質にばらつきがあるので、なるべく専門店で購入したほうが安全。
また、袋の外からチェックして、大きな木の破片や樹皮、石などの混入物、ミミズ状の虫が入ってないことを確かめよう。

カブトムシ・ハナムグリ用マット

クワガタよりも土化が進んだマットや腐葉土を好むため、カブトムシ専用のマットも開発されている。
中にはハナムグリなどにも使えるものもあるが、ハナムグリ専用のマットも一部で販売されているので探してみてほしい。

カブトムシのマット

ハマムグリマット

経験でより良い物に挑戦

添加マットは、慣れてしまえば簡単に作れるので、自作している人も多い。
しかし、失敗も少なくなく、初心者にとってはそれほど簡単というわけにはいかないのかもしれない。また、でき上がるまで時間がかかるので、マットの仕込みと、ペアリングから、幼虫が孵化するまでの時間を計算して作る必要がある。
自作のマットに、市販のマットや菌糸ビン、菌糸ビンのカスなどをクワガタの種類などに応じてブレンドして使う人も多いが、それには、経験も必要だ。

必要なものを用意する

用意するものは、昆虫マット、添加物、なるべく大きな蓋付の入れ物。
これだけだ。

マット作りに必要なもの

昆虫マット

昆虫マットは二次発酵済みのものを使用すると、添加物が落ち着くのを待つだけなので、時間がかからず失敗が少ないが、その場合はコスト的には自作する意味が薄くなる。
そのため、普通は、安価な未発酵マットで作ることが多い。
量が多いほど、安上がりになるし、安定しやすいので管理も楽になる。
最低でも、10リットルくらいは作りたい。

二次発酵マット

添加物

考え方としては2タイプあり、一つは分解の早い糖分やデンプンを含んだ、比較的軽い添加物を添加することで、微生物の増えやすい環境を整え、発酵を促進し、間接的にクワガタに多くの栄養分を与えようとするもの。
もう一つは、栄養価の高い、タンパク質などを多く含んだものを添加し、発酵後も様々な栄養価の高いものを直接クワガタに食べさせようというもの。
菌糸ビンが普及するまでは、ドッグフードやヨーグルト、プロテインなど、高栄養の添加物をたっぷり入れたマットが主流だったが、そういう「濃い」添加物を入れても、菌糸ビンほど大きくできないこと、腐ってしまうことが多いことなどの理由で、最近は行われていない。
現在、主流になっているものは、デンプンやグルテンなどの短糖類が主成分で、腐りにくい小麦粉を添加する方法だ。また、小麦粉マットをもとに、人によって、栄養価の高いビール酵母やグルタミン酸、プロテイン、その他様々なサプリメントなどを少量添加することがある。
こういう添加物を工夫するのは楽しいが、失敗はある程度覚悟しておいてほしい。
アンモニア臭はまだ良いほう、恐ろしい腐敗臭やアルコール臭など臭いマットができてしまうこともある。
添加物は人間やペットの食べるもので、粉末もしくは液体状のものならば、たいていのものはクワガタにも大丈夫だと思うが、塩分や辛い成分、防虫成分などの含まれているものは使えない。

マットの混ぜる添加物

大きな蓋付の入れ物

大量に作る場合は、ポリバケツなどに一気に作ってしまう。発酵途中には、強い臭いが発生するし、あまり早く乾燥しないように蓋付のほうがよい。
少量でも、衣装ケースに一杯ぐらいは作りたいが、家庭で問題が発生しないように、外に置くことをお勧めする。

大きな入れ物
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