オオアゴの変化を楽しめるアンタエウス亜種とも言われるオオクワガタ
最新の文献ではアンタエウスの亜種とされているが、日本の研究者によれば、独立種とするのが有力。
マレー半島と、スマトラやボルネオなど比較的高い山のある大きな島々に生息し、南方系のオオクワガタと考えられていただけに、分類はともかく、飼育環境的に北方性のアンタエウスとの類縁は気になるところ。
アンタエウス並の低温管理で、大型化するとも考えられる。
外産オオクワガタの中では中型種で、サイズ的には国産オオクワガタ並みの70ミリ代後半がギネスサイズ。ただ、オオアゴの形は細い個体が多いようだ。
しかし、体型面では、生息する島々によってかなり異変が大きく、独立種とする場合には数亜種に分けられていた。