今ひとつマイマーな巨大種
グランディスと並んで、オオクワガタの中で最大と言われているが、体型もオオアゴも長く、長さでサイズをかせいでいる感がある。
内歯も小さくて、オオクワガタ独持のうねるような突起がないため、コクワガタのように見え、「コクワの王様」というニックネームまでついている。
それでもスリムな体型はなかなか格好良く、ギネスを狙うブリーダーには、その大きさから根強い人気がある。
産地は台湾島の高地1,000メートル付近に限られており、台湾でも保護されているため、基本的に輸入はないと思ったほうがいいだろう。
国内繁殖個体が時折出回っているようだ。