オオクワガタ

ヒラタクワガタ

小型ドルクス

ノコギリクワガタ

ミヤマクワガタ

マルバネクワガタ

オウゴンオニクワガタ

シカクワガタ

ネブトクワガタ

パプアキンイロクワガタ

ツヤクワガタ

ホソアカクワガタ

フタマタクワガタ

その他のクワガタ

ノコギリクワガタ

~Prosopocoilus inclinatus~

これぞクワガタというスタイル

和名の由来でもあるノコ状の突起の多い大アゴは、横だけではなく縦にも湾曲し、外産の大型のクワガタにも引けを取らない迫力があり、それに見せられるファンも多い。
また、ハチジョウノコギリ、リュウキュウノコギリ、ヤエヤマノコギリは、ノコギリクワガタとは別種とされ、その他にも亜種が多くコレクション性も高いといえよう。

日中も行動することが多く、灯火にもよく飛来する活動的な種類で、飼育下でも頻繁に歩き回る姿が観察される。
形や動き共に、見ていて楽しいクワガタでもある。
非常に魅力的な種類ではあるが、長寿なドルクス類に比べると寿命は短く、成虫は2~3ヵ月で死んでしまう。
そのため、確実に飼育しないと一夏しかその姿を楽しむことができないのだ。
寿命は短いが、産卵数は多くてマットだけで飼育できるため、幼虫の飼育も楽である。

大歯型と小歯型

ノコギリクワガタは、比較的小型の個体でも大歯型の大アゴをもつ個体もいるが、大歯型の大アゴがとりわけ立派なためか、小歯型の個体は別種かと思うほど貧弱に見えてしまう。
小歯型をブリードしても、生まれてくる子の中には大歯型の大型個体が作出されることもある。
大切に飼育繁殖を楽しんでみよう。

原産地北海道、本州、四国、九州
サイズ25~75mm出会える時期5~10月
適した温度約5~28℃幼虫の期間8ヶ月~
適した湿度高め成虫の期間4ヶ月~
標高0~800m飼育タイプノコギリクワガタの飼育法
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