馴染みの体系でファンが急増
インド北東部のヒマラヤ山脈からタイ、ミャンマーの高地、中国、朝鮮半島、日本までと、非常に分布域の広い種類。
国産オオクワガタも本種の亜種に分類されている。
生息域が広いだけに適応力にも長けているようで、国産オオクワガタとほぼ同じようにブリーディングできるのも魅力のひとつ。
生息地によって、形態に変異が多いが、オオクワガタを見慣れた国産オオクワガタファンにとってもなじみやすい形が受けている。
シェンクリングやグランディスほど大きくないし、アンタエウスほどアゴが太くもならない、どちらかと言うと中庸な種類だが、国産オオクワガタに近いプロポーションである。
特に、中国産の亜種ホーペイオオクワガタはアゴの太さや、うえを向く内歯の形から現在の人気種となっている。